大学等の研究機関に所属する方が、研究を目的として「cluster」をご利用いただく場合について、ご説明いたします。
次の場合は、他のガイドラインもあわせてご参照ください。
- 学校等の教育機関が授業/講義や部活動などの教育目的でご利用される場合は、「教育機関による利用のガイドライン」をご参照ください。
- 一般社団法人・NPO法人などの非営利団体は、「営利利用のガイドライン」において個人と同等の扱いとなる場合がございます。該当する場合は、「営利利用のガイドライン」をご参照ください。
まとめ
- 学術研究機関等(※)が学術研究を目的として「cluster」をご利用いただく場合は、原則として当社への事前相談なく、無償でご利用いただけます。
- 学術研究機関等以外の主体による研究目的の利用、当社が保有するデータの提供を伴う研究、研究を名目とした営業・製品開発・広報活動、通常の利用条件を超える対応が必要な研究については、必ず法人向け窓口より事前にご相談ください。
- 人を対象とする研究を行う場合は、所属機関の倫理審査を受けたうえで、研究参加者から同意を得てください。研究に参加していない他のユーザーを対象に、無断で観察・記録・データ収集を行うことはできません。
(※)個人情報保護法第16条第8項に規定された「大学その他の学術研究を目的とする機関若しくは団体又はそれらに属する者」を意味します。該当するかどうかは、個人情報保護法の定義・解釈に従って判断し、資料の提示を求める場合もございます。
1.事前のご相談が不要となる場合
学術研究機関等が主体となって、学術研究を目的(※)として「cluster」をご利用いただく場合。
(※)新しい知見を得ることや、得られた知見を論文・学会発表等で公表することを主な目的とする活動を意味します。特定の企業の製品開発やマーケティングを主な目的とする活動は、研究機関が関わっていても学術研究目的には該当しません。判断に迷われる場合には、法人向け窓口までご相談ください。
下記「3.研究を行う際の遵守事項」の遵守事項をお守りいただくことを条件に、「cluster」を事前相談なく無償でご利用いただけます。この場合の利用は、利用規約で禁止されている「当社の許諾を得ていない営利活動」には該当しないものとして扱います。
利用方法例
- 研究用のワールドやイベントを制作し、募集した研究参加者に体験してもらう実験を行うこと
- 研究参加者に対するアンケートやインタビューを「cluster」内で行うこと
- Cluster Creator Kitやスクリプト機能を用いて、研究用のシステムを開発すること
- 研究参加者に謝金や謝礼を支払うこと
- 研究で得た成果を論文・学会発表等で公表すること (「cluster」内で撮影したスクリーンショットや映像を含める場合は、「clusterスクリーンショット・映像利用のガイドライン」に従ってください。)
※利用方法例は随時更新いたします。
※学術研究目的での研究利用であって、上記の利用方法例に該当する場合は、他のガイドラインで事前相談が必要とされている場合であっても、本ガイドラインの条件でご利用いただけます。
2.事前のご相談が必要な場合
上記「1.事前のご相談が不要となる場合」に該当しない場合のほか、以下の各事項に該当する場合も、利用を希望される場合には事前のご相談をお願いいたします。なお、内容によっては、お受けできない場合もございますので、あらかじめご承知おきください。
- 学術研究機関等に該当しない主体が研究目的でご利用される場合
- 研究を名目としつつ、実質的に営業活動、製品開発、広報活動にあたる場合(当社がこれら活動にあたると判断した場合を含みます)
- 「cluster」の通常の利用条件を超えて、特別な利用条件での実施をご希望される場合 (例:限定公開イベントの規定時間を超えて利用を希望される場合や、多数の同時接続を伴う実験を行う場合など)
3.研究を行う際の遵守事項
倫理審査
人を対象とする研究(実験、アンケート、インタビュー、行動観察など)を行う場合は、所属機関の研究倫理審査委員会等の審査を受け、承認を得たうえで実施してください。
研究参加者の同意
研究参加者に対して、研究の目的、参加者が行うこと、収集するデータの内容、データの保管方法、公表の方法、参加を途中でやめられることなどを事前に説明し、同意を得てください。研究参加者が18歳未満の場合は、本人に加えて法定代理人の同意も得てください。なお、「cluster」は13歳以上のユーザーを対象としたサービスです。
研究に参加していないユーザーの保護
研究参加者以外のユーザーの行動、音声、テキストチャット、表示名、アバターなどを、そのユーザーの同意なく研究目的で記録・収集・分析することはできません。研究参加者以外のユーザーが実験に巻き込まれることを避けるため、実験は限定公開イベントや非公開ワールドで行ってください。
撮影・録画・録音
映像やスクリーンショットの撮影は、「スクリーンショット・映像利用のガイドライン」に従ってください。有料ワールドおよびイベント内での映像撮影には、ホストの承諾が必要です。録画・録音を行う場合は、研究参加者以外のユーザーが映り込まないように配慮してください。
収集したデータの取り扱い
収集したデータは所属機関の規程に従って管理し、個人を特定できる情報の収集は研究に必要な範囲にとどめてください。研究成果を公表する際には、研究参加者や他のユーザーが特定されないよう、表示名やユーザーIDなどを削除または匿名化してください。
利用規約およびガイドラインの遵守
研究目的であっても、利用規約第13条に定める禁止行為は行えません。他のユーザーに迷惑や不快感を与える行為、他のユーザーになりすます行為、虚偽の情報を配信する行為などは、研究デザインの一部であっても認められません。
研究成果の公表
論文や学会発表において、「cluster」の名称や、「cluster」を利用した旨を記載することは自由に行っていただけます。ただし、当社が研究内容を監修・承認しているかのような表現や、当社の公式見解であるかのような表現は避けてください。研究成果を公表された場合は、お問い合わせ先までお知らせいただけますと幸いです(任意)。
免責事項
研究目的の利用は、研究者およびその所属機関の責任で行っていただきます。当社は、研究の実施およびその成果が第三者の権利を侵害していないこと、研究に必要な機能や環境が「cluster」で提供されること、「cluster」のサービスが継続して利用できることを含め、いかなる保証もしません。
また、研究の実施によって発生した損害のほか、研究参加者を含む他のユーザーや第三者との間で生じた問題/紛争についても、当社は一切の責任を負わず、補償等もしません(詳細はcluster利用規約をご確認ください)。
FAQ
学生ですが、卒業論文や修士論文の研究で「cluster」を使えますか?
学術研究機関等に属する方として、指導教員の指導のもとで行う研究であれば、事前相談なくご利用いただけます。倫理審査や参加者の同意については、所属大学の規程に従ってください。
大学で、授業の一環として学生に研究をさせたいと考えています。どのガイドラインを見ればよいですか?
授業/講義としての利用は「教育機関による利用のガイドライン」の対象です。ただし、授業の中で行う活動が「研究利用のガイドライン」の利用方法例に該当する学術研究目的の利用であれば、研究利用のガイドラインの条件でもご利用いただけます。
民間企業の研究所に所属しています。事前相談は必要ですか?
所属する組織が個人情報保護法第16条第8項の「学術研究機関等」に該当するかどうかで判断してください。該当する場合は、学術研究目的の利用であれば事前相談は不要です。該当しない場合は、事前にご相談ください。
研究成果をもとに製品やサービスを開発する予定です。問題はありますか?
研究段階での利用は本ガイドラインの対象です。製品やサービスとして「cluster」を利用する段階では、「営利利用のガイドライン」に従い、法人向け窓口にご相談ください。
実験参加者を集めるために、「cluster」内の公開イベントやSNSで募集してもよいですか?
はい。ただし、募集の際には研究の目的と参加者が行うことを明示してください。他のユーザーに迷惑や不快感を与えるような繰り返しの勧誘は行わないでください。
研究用に制作したワールドを、研究終了後に一般公開してもよいですか?
はい。利用規約に従っていれば、一般公開いただいても構いません。
論文で「cluster」のロゴを使用してもよいですか?
ロゴの使用については、「ブランド・ロゴ利用ガイドライン」に従ってください。名称の記載は自由に行っていただけます。
注意事項
- 本ページの記載内容・条件については、今後予告なく変更する場合がございます。
- 研究目的の利用であっても、「cluster」上での行為が利用規約に抵触・違反する場合には、配信停止やワールド・イベントの削除といった必要な措置を行うことがあります。
お問い合わせ先
https://www.biz.cluster.mu/event-inquiry
2026/09/16: 作成