clusterではOSCの送出ができるトラッキングデバイスやそのアプリと接続して、SteamVR用の仮想トラッカーとして機能させることが可能です。
※2023年4月現在、6点トラッキングまでに対応しています。
■mocopiとの接続
■事前準備
mocopi™(モコピ)はソニー株式会社が販売するモバイルモーションキャプチャーです。
clusterでmocopiを利用する際には、まずmocopiアプリにてmocopiのセットアップを完了してください。
セットアップの詳細はmocopiの公式ページにてご確認をお願いします。
mocopiのセットアップ完了後、下記設定を行うことでclusterでmocopiを利用することができます。
※セットアップ時の注意
・mocopi の設定を「モーション」にしたうえで、「保存/送信」の切り替えを「送信」に設定してください。下記動画もご参照ください。(2:33~)
・「送信フォーマット」では「VRChat (OSC)」をご選択ください。
■設定手順
※HMD(頭)・コントローラー(右手・左手)の位置にもmocopiをそれぞれ取り付けてください。
1.Quest 2もしくはVRデバイスを接続したPCにてclusterを起動する。
2.キャリブレーションルーム内「OSC Trackers」横の歯車マークを押してメニューを開く。
3.「IPアドレス」「ポート」がmocopiアプリに表示されているものと同一の値であることを確認する。
仮にmocopiアプリに違う「IPアドレス」「ポート」が表示されている場合、cluster側で表示されたIPアドレスとポートをmocopiアプリに入力してください。
上記入力後、「OK」を押すことで「OSC Trackers」の横に「接続中」の文字とオレンジ色のアイコンが点灯します。
4.アイコンが点灯したら「全身トラッキング」をオンにする。
5.画面の案内に沿ってキャリブレーションを行う。
■その他
・アバターの姿勢に違和感がある場合、mocopiアプリ内で「ポーズリセット」を行い、直後にclusterでキャリブレーションを行うことで解決する場合があります。
・前回のポーズリセットと別の方向を向いてリセットすると、リセット直後にアバターの姿勢がおかしくなることがありますが、数秒時間をおくと解決する場合があります。