テスト用アップロード / テスト用スペースを活用すると、Cluster Creator Kit で作ったワールドのテストを素早く行うことができたり、公開前に複数人でスペースを立てて動作確認を行うことができます。
ここでは、それぞれの機能の特徴や使い方を紹介します。
テスト用アップロードとは
通常 cluster のワールドを Cluster Creator Kit からアップロードする場合、Windows/Mac/iOS/Android/Questの各プラットフォームに向けたビルドを行う必要があり、一定の時間がかかります。
Unityのシーン上で制作を進め、実際に cluster 上でワールドの表現やギミックの動作を確認を行う際には、変更の都度細かくアップロードを繰り返す必要があり、アップロードに時間がかかるのは制作の負担となります。
テスト用アップロードを使うと、必要なプラットフォームのみ選んでアップロードすることができるため、この時間を短縮することが可能です。
テスト用アップロードの使い方
テスト用アップロードは、Cluster Creator Kit の ワールドアップロードのウィンドウから行うことができます。
アップロードする任意のデバイスを選択し、テスト用アップロードを実行することでテストの準備が整い、テスト用スペースを立てて動作確認をすることができます。
なお、テスト用にアップロードをするためには、既に一度、通常のアップロードが行われている必要があります。(その際、シーンは空の状態でもよく、ワールドも非公開状態で構いません。)
また、テスト用アップロードを使えば、公開済みのワールドでも、公開中の空間はそのままで、アップロードした新しい状態の空間を、テスト用スペースを使って、未公開のまま複数人で確認することができます。
テスト用スペースとは
一度でも通常のアップロードを行ったワールドに対しては、テスト用スペースをはじめることができます。
テスト用スペースは非公開ワールドでも使用することができ、スペースに他のユーザーを呼ぶことができます。ワールドを公開することなく複数人での確認ができるので、制作途中のワールドをなるべく公開したくない方などにはおすすめの機能です。
テスト用スペースのはじめ方
テスト用スペースをはじめるためには、はじめにデベロッパーメニューが有効にされている必要があります、詳しくはデベロッパーメニューの記事を参考にしてください。
デベロッパーメニューボタンを押下すると右側にデベロッパーメニューが表示されます。
テスト用スペースの項目の「新しくテスト用スペースをはじめる」というボタンを押下します。
「新しくテスト用スペースをはじめる」というボタンを押下するとテスト用スペース設定ダイアログが表示されます。
ここではポータルや URL 経由でのスペースへの参加を許容するかのオプションが選択できます。
「はじめる」ボタンを押下すると、テスト用スペースをはじめることができます。
今入っているスペースがテスト用スペースであるかどうかは、メニューのワールド詳細画面から確認できます。
テスト用スペースである場合はワールドのサムネイルの下にテスト用スペースであることを示す表示が追加されます。
注意事項
テスト用スペースには以下の制約があります。
- テスト用にアップロードされたプラットフォーム以外ではテスト用スペースに入ることはできません
- テスト用スペースはどのプラットフォームからも始めることができますが、第三者のテスト用スペースを利用できるのは現在PC (Windows, macOS) 版デスクトップモードとPC版VRモード、Quest版のみとなっています
- Quest版はQuest内のブラウザで招待URLを開いて「clusterで開く」ボタンを押したあと、手動でアプリを立ち上げる必要があります(すでに入室中の場合はあらかじめ退室するか、アプリを終了しておく必要があります)
- テスト用スペースはどのプラットフォームからも始めることができますが、第三者のテスト用スペースを利用できるのは現在PC (Windows, macOS) 版デスクトップモードとPC版VRモード、Quest版のみとなっています
- 既にテスト用スペースに入室中に新しくワールドがアップロードされた場合、テスト用スペースは新しいワールドでリロードされます
- 新しいワールドに入室中のプラットフォームのビルドが含まれていない場合、エラーが発生してスペースから退室させられます
- テスト用スペースには他のユーザーを招待できます
- 同じワールドに対して新しくアップロードした場合、テスト用スペースには常に最新のアップロードが用いられます、古いテスト用スペースを保存しておくことはできません